牛栄子

牛栄子(にゅう えいこ、1999年<平成11年>5月12日 - )は、日本の囲碁棋士。千葉県出身、マイケル・レドモンド九段門下、日本棋院東京本院所属、四段。

扇興杯女流囲碁最強戦優勝、女流棋聖戦挑戦者など。

 

● 家系
叔母は牛仙仙三段、その旦那は米のマイケル・レドモンド。父親は中国の将棋棋士・趙国栄特級大師(タイトルホルダー)、母親は中国の囲碁棋士・牛力力五段<呉清源九段の秘書だった>、という家系。   レドモンド九段の姪に当たる。
牛栄子は、院生にならずにプロ入りした。


〇 初タイトル
2014年少年少女囲碁大会中学生の部で準優勝。2015年入段。同年穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権ベスト8。2017年女流棋聖戦挑戦者となり謝依旻に1-2で敗退、女流名人戦・女流棋聖戦でベスト8、扇興杯女流囲碁最強戦ベスト4、二段。2018年扇興杯女流囲碁最強戦準優勝。
2022年7月、第7回扇興杯にて鈴木歩、上野愛咲美、仲邑菫ら実力者を次々と下し、優勝。自身初めてのタイトルを獲得した。


● 韓国
韓国女子囲碁リーグに2017年出場。2018年の博思杯親縁囲棋招待戦では母の牛力力とペアで出場した。



    師匠のレドモンド九段と

〇 新人王戦
新人王戦は、しんぶん赤旗(日本共産党中央委員会機関紙活動局)及び日本棋院・関西棋院主催の囲碁の棋戦で、25歳以下、六段以下の棋士が参加する。1976年(昭和51年)創設。
本戦出場者は、日本棋院からシード17名、予選勝ち抜き者8名、関西棋院からシード4名、予選勝ち抜き者4名の計33名。男女の別は無い。
また2008年の第33期より、新人王経験者は「卒業」と称して以後の出場資格が無くなる、つまり本棋戦の優勝は生涯に1回しかできないと規定が変更された。

第45期では、予選の決勝戦で仲邑菫初段と対戦。勝利した。